<日本語/English> 第22回川井記念賞を大学院食物栄養学専攻の修士論文の研究が受賞しました。
2021/12/10
An award given to a student of Department of Food and Nutrition for her master’s thesis research.
武庫川女子大学大学院食物栄養学専攻公衆衛生学研究室(内藤義彦教授)の修士論文の研究が、第22回川井記念賞を受賞しました。
川井記念賞は、一般財団法人厚生労働統計協会が発行する月刊誌「厚生の指標」に掲載された論文の中から優れたものを選考し、表彰する賞です。
受賞した論文は、同誌2020年12月号に掲載した「学童期におけるゲームに費やす時間と食生活・生活習慣との関連」。執筆者は、大学院食物栄養学専攻修士課程を一昨年卒業し、現在、芦屋市立潮見小学校栄養教諭の射場百花さん=写真前列右=と、研究室で指導にあたった内藤教授です。
内容は、近年、ICT(情報通信技術)の生活全般への普及に伴い、学童期の日常生活におけるゲームに費やす時間の増加による様々な影響が危惧される中、一自治体の学童期の全員を調査対象とし、ゲームに費やす時間と食生活・生活習慣との関連を明らかにすることを目的に研究を行ったものです。選定委員からは、近年における学童の重要なテーマに大規模調査で取り組まれていて、貴重な研究であると意見が出ていたとのことです。
論文の内容は、下記の川井記念賞のホームぺージをご覧ください。
https://www.hws-kyokai.or.jp/paper/kawai.html