新型コロナウイルス感染者の発生について(第28報)
2022/02/01
武庫川学院
感染症対策本部
1月21日公表の「第27報」(新年からの累計68名)以降、2月1日までに新たに大学の学生、教職員計54名から新型コロナウイルス感染症と診断されたと報告がありましたので、お知らせします。
新たな感染者は、1月18日(2名)、19日(3名)、20日(6名)、21日(7名)、22日(4名)、23日(2名)、24日(4名)、25日(3名)、26日(6名)、27日(4名)、28日(5名)、31日(8名)、それぞれ新型コロナウイルス感染症のPCR検査の結果、陽性と判定されました。
新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染拡大は続いています。
オミクロン株の感染の特徴として、従来株に比べ、鼻や喉など上気道の炎症にとどまる比較的軽症例、あるいは、自覚症状がない事例が多いと指摘されています。しかし、この株の極めて強い感染力のため、若年者や小児を中心に、これまでにないペースで感染者数が急増しています。症状に乏しい多数の人たちの不用意な行動が、高齢者や基礎疾患のある者等の重症化リスクの高い人たちへの感染機会を増やし、重症者の増加による医療機関をひっ迫、ひいては緊急事態宣言等の社会活動へのより強い制限が求められることが懸念されています。
したがって、今求められるのは、できるだけ感染者数の増加スピードを抑制することです。
本学の学生、教職員の事例では、マスクなしでの会食や会話に起因するとみられる感染が目立ちます。
一人ひとりが、自分自身の健康を守るとともに、身近な人、親しい人、社会の健康を守るためにも、「軽症の人が行動することで知らず知らずのうち感染を広げるおそれがあり、一人の不注意が多くの人に迷惑をかける」ということを自覚し、「3つの密(密閉、密集、密接)の回避」、「マスクの着用」、「手洗いや手指消毒」、「換気」、「人と人との距離の確保」「食事は黙食」など基本的な感染対策を徹底し、一層の感染予防対策に取り組んでいただきますよう、お願いいたします。
なお、感染した学生、教職員やご家族等の人権尊重と個人情報保護にご理解とご配慮をいただきますよう、お願いいたします。