教育学科の卒業生、西本康子さんの手作りの絵本『たこやきかぞく』が「講談社絵本新人賞」を受賞しました。来春、受賞作の絵本が刊行されます。
2007/12/19
教育学科の卒業生(2001年3月)、こうやまやすこ(西本康子)さん=写真左=が、絵本づくりのプロフェッショナルを目指す人のための「講談社絵本新人賞」を受賞しました。
「第29回 講談社絵本新人賞」には、578作品の応募がありました。一次選考で78作品、二次選考で16作品に絞られ、厳正な審査の結果、こうやまさんの『たこやきかぞく』=写真右は絵本の一場面=が新人賞に選ばれました。『たこやきかぞく』は、たこやきの家族が自分たちをおいしくしようと協力する中で繰り広げられる物語です。
本格的に絵本を作り始めたのは約3年半前というこうやまさん。「私の大好物である“たこやき”の目線で物語を作っていくのはとても楽しい作業でした。ただ、絵が単調になりがちで、視覚的な変化を付けるのが難しかったです」と語っています。
こうやまさんは、これまで2005、2006年「ニッサン童話と絵本のグランプリ」で佳作、2007年「第3回逗子児童文学賞手づくり絵本コンクール」で最優秀賞を受賞。現在は、カフェで絵本原画、イラストの展示を定期的に行っています。
受賞作『たこやきかぞく』は、2008年5月に講談社より刊行が予定されています。