<速報>「せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦」で建築学科4年、鎌田彩那さんが日本二に輝きました。
2022/03/08
建築デザインや都市計画を学ぶ学生が卒業設計で日本一をめざす「せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦」で、武庫川女子大学建築学部建築学科4年、鎌田彩那さんの作品「なびくみち あままで届き うづもれぬ」が、準優勝にあたる日本二になりました。
この大会は「仙台建築アワード2002」から全国規模に発展して今年で20回を数えます。全国の卒業年次にあたる学生がパネルやポートフォリオ、模型などで応募し、予選で100組を選出。セミファイナルで20~30組に絞り込んだうえで、ファイナリスト10組を決定します。
最終選考ではファイナリストたちが、作品のプレゼンテーションと審査員とのディスカッションを行い、日本一、日本二、日本三と特別賞二点が選ばれました。
鎌田さんは神戸市の保久良山の傾斜面を敷地とし、自然の美しさを奪わない土木構築物を提案。土砂災害対策や山の保全にも寄与しながら、デジタル時代に鈍化した人々の感性を呼び覚ます「みち」を図面や模型でダイナミックに表現しました。