染色、落語、証券‥‥。専門領域にとらわれず幅広い知識や教養を学べる-本学独自のプログラム「特別学期」が始まりました。
2008/02/01
自分が所属する学部や学科、学年の枠組みをはずし、希望する講座を自由に受講することができる本学独自の「特別学期」(2月~3月)が始まりました。
特別学期は、専門領域をさらに深めるため各学科で工夫されている「学科プログラム」と専門領域にとらわれず幅広い知識・教養を身に付けることができる「全学プログラム」で構成。全学プログラムは幅広い知識を学べる教養講座(講義、実技・実習)のほか、一般企業の実務担当者が実社会で必要な知識や仕事の現状を伝える「企業提供講座」や社会で活躍している本学卒業生による講座、就職や資格対策の講座なども開講しています。
初日の2月1日の同窓会(鳴松会)提供講座は、本学卒業生で都流波美(つるばみ)工房主宰の梶加代子さん(大学国文科 1972年卒)による「染色から人生を学ぶ-色を重ねて自分色に巡り会う」でした。どんぐりをベースに染める都流波美(つるばみ)染めとの出会いや草木染の魅力、実際に舞台で使われたミュージカル衣装の創作などの多彩な活動について話されました。
授業の後半では、学生たちが染色を体験。都流波美(つるばみ)染めの袋(きんちゃく袋)に、顔料を使い思い思いの絵を描きました=写真=。
この日はその他、落語家の桂三枝 氏による「上方の笑いⅠ-上方落語の歴史-」や企業提供講座「証券会社の仕事」、現職教員による「教職の魅力-現場からの声」、スポーツの「Gyrokinesis-アメリカ式ヨガ-」、講義「本居宣長の恋」などが開かれ、学生たちはそれぞれ興味のある講座を受講しています。
特別学期は3月4日まで続きます。本学学生のほか、一部講座は、附属高校3年生、鳴松会(同窓会)会員、附属幼稚園園児保護者やオープンカレッジの会員も受講しています。