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武庫川女子大学食物栄養科学部食創造科学科とトルコ・バフチェシヒル大学の相互訪問プログラムが11月、スタートします。

2023/10/31

English below. 

 

 武庫川女子大学食物栄養科学部食創造科学科は、本学と交流協定を結ぶトルコのバフチェシヒル大学との相互訪問プログラムを実施することになり、11月5日から同学科の学生がバフチェシヒル大学を訪問します。

 

 相互訪問プログラムでは、11月5日から18日の間、同学科の2年から4年の学生計16人と引率の教員2人がバフチェシヒル大学を訪問。続いて、11月27日から12月9日の間、バフチェシヒル大学で食文化や料理を学ぶ学生8人が本学を訪問する予定です。

 

 食創造科学科は2020年に開設された学科で、グローバル化が進む食産業において、国際的に活躍できる人材の育成を目標の一つにしています。バフチェシヒル大学との相互訪問プログラムは、それを踏まえて実施され、目的は以下の通りです。

 

 「海外で文化や価値観の異なる人々とのコミュニケーションを実践する」

 「食産業の国境を越えた広がりを実感し、グローバルな視点を養う」

 「世界三大料理の一つに数えられるトルコ料理とその食文化を学ぶ」

 「バフチェシヒル大学で食を学ぶ学生と交流し、友情をはぐくむ」

 「両大学の学術交流を拡大する」

 「日本とトルコの相互理解と友好関係の強化に貢献する」

 

 本学学生のプログラムは、▽バフチェシヒル大学教員による講義(トルコ社会やその食文化、伝統食や食産業の状況等)▽調理実習への参加▽トルコ人学生との交流▽学外の食産業や食の生産現場の見学▽大学が所在するイスタンブール市内や近郊での観光▽トルコの伝統芸能の鑑賞などを予定しています。

 

 一方、バフチェシヒル大学からの学生には、▽本学教員による講義(日本社会やその食文化、伝統食や食産業の状況等)▽料理実習への参加▽本学学生との交流▽学外の食産業や食の生産現場の見学▽京都、奈良での観光▽日本の伝統芸能の鑑賞等を予定しています。また、「日本の第一次産業の現場を見学したい」との要望もあり、訪問先の選定を進めています。

 

 この相互交流プログラムは、2024年度以降も継続させ、相互にプログラムの内容や評価を行って、より良いプログラムの設計を協議し、長期的は、単位付与を伴う正規カリキュラムとして、相互の大学への短期留学プログラムにすることを目指しています。また、教員間の研究を通じた交流も促進していくとしています。

 

 参加学生のリーダーを務める水越萌以さん、一行の情報広報を担当する田中優衣さん、深井藍さん(いずれも4年)は、「日本食のマーケティングとして、日本食をイスラム圏でどう普及させるかを学びたい」、「ウクライナやロシアからの穀物が通過する現地のボスポラス海峡は食料安全保障のロジステックスのポイント。実際にそこに行って体感してみたい」、「海外の料理は、実際に現地へ行って食べてみないとわからないことが多く、本物の味を知りたいと思った。料理のほか、現地の歴史や文化にも触れたい」、「チーズやヨーグルト、ワインなどの発酵食品に興味があり、その歴史や食文化を深く知りたい」などと、相互訪問プログラムへの期待を話しています。

 

 学生を引率する食創造科学科の佐藤滋之准教授は「学科の学びで得た食そのものに対する深い理解に加えて、このプログラムを通じて地球レベルでの食の多様性や社会との複雑なつながりを感じ取ってほしい。学生には将来的に様々な立場からグローバルな食の問題にも取り組んでもらいたい」と話しています。

 

Mukogawa Women's University's Department of Food Creation Science in the Faculty of Food and Sciences and Nutrition has decided to conduct an exchange program with Bahçeşehir University in Turkey, which has an interchange agreement with Mukogawa Women's University.

 

 During the cross-visit program, from November 5th to 18th, a total of 16 students from 2nd to 4th year of the department and two faculty members will visit Bahçecihir University. This will be followed by a visit to the University from November 27 to December 9 by eight students studying food culture and cuisine at Bahçeşehir University.

 

 The Department of Innovative Food Sciences was established in 2020, and one of its goals is to nurture human resources who can play an active role on an international level in the food industry, which is becoming increasingly globalized. The mutual visit program with Bahçeşehir University is implemented on that basis, and the objectives are as follows.

 

"Practice communication with people abroad who share different cultures and values."

 

 "To experience the transnational expansion of the food industry and develop a global perspective."

 

 "Learn about Turkish cuisine, one of the world's three major cuisines, and its food culture."

 

 "To interact with students studying food at Bahçeşehir University and foster friendship with them."

 

 "Expand academic interaction between the two universities.”

 

 "Contribute to the strengthening of mutual understanding and ties of friendship between Japan and Turkey."

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