書道部の学生が西宮で初開催された学生合同書展『響都展』に参加しました。
2023/11/15
本学書道部の学生が10月27~29日に西宮市立北口ギャラリーで開催された第18回学生合同書展『響都展』に参加しました。
響都展は関西圏の有志の大学生たちが集い、開催している伝統ある書道展です。元々京都で書道を学ぶ学生が集まって開催しており、コロナ下でもオンライン会の開催や関西圏の大学生の呼び込みを通して、幅を広げてきました。その名の通り、これまで京都で開催されていましたが、今回は西宮で初開催。本学も含め、全9校が集まる関西学生合同書展となりました。
参加する学生たちは響都展成功へ向け、書道を使ったゲームや懇親会を通して交流を深めました。また、課題について審査でどこがチエックされるかをポイント解説し、皆で練習に取り組む錬成会や品評会を重ねました。
響都展には本学の学生の作品や大学の垣根を超えた合同作品などの見応えのある数々の書が並びました。書道部の学生たちは伸びやかな字で表現した臨書や大文字かななどの作品を展示。また、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでもオンライン響都展を開催し、響都展を盛り上げました。
主催の京都大学3年の須田光太郎さんは「新たに参加する大学も加わり、いつもの会場の建仁寺と違って、自分たちとは異なる展示方法も学び合うことができた」と話しました。本学の書道部の学生たちも作品を掛け軸に仕立てる際に必要な道具に関するおすすめ店を教えてもらい、有益な情報交換ができました。
生活環境学部1年の三木爽佳さんは他大学の学生が制作した臨書『九成宮醴泉銘』を「同じ1年生と思えない。一文字一文字も作品としての整然さもどちらも好きです」と話し、書道に対する理解を深めました。
文学部3年の除本真理さんは「響都展が中身あるものとしてこれからも続いたらうれしいです」と話しています。