2024年度大学と短期大学部の入学式2日目が行われました。2024年度の大学・短大の新1年生は2440人です。
2024/04/04
武庫川女子大学と武庫川女子大学短期大学部の入学式2日目が4日、行われ、両日合わせて2440人の新入生が新生活を始めました。晴れ間が戻ったこの日、キャンパスは桜が見ごろを迎え、まさにお祝い日和。新入生の家族や友人が数多く訪れ、会場となった公江記念講堂は5階まで埋まりました。
4日の入学式は午前と午後の2回に分けて開催しました。午前の部は教育学部、健康・スポーツ科学部、看護学部、経営学部、短期大学部幼児教育学科、午後の部は心理・社会福祉学部、生活環境学部、社会情報学部、音楽学部、短期大学部生活造形学科の新入生が式に臨みました。
瀬口和義学長は式辞で、ChatGPTに代表される生成AIの台頭や止まらない少子化の流れ、世界で頻発する自然災害や戦争に喚起を促し、「こうした変化に漠然とした不安を感じることもあるでしょう。でも希望にフォーカスすれば世界の見え方は変わります。未知なるものにワクワクするか、恐れるか、無関心であるかは一人ひとりの心の向け方次第。今日の柔らかな心のままで、豊かな人生のための知恵と仲間と実践力を、これから始まる学生生活で手に入れてください」と話しました。
新入生宣誓は、午前は経営学科1年、楠田來望さん、午後は心理学科1年、西野結子さんが担当。記章受け取りの役割は午前は教育学科1年、中井清香さん、午後は薬学科1年、田下文音さんが務めました。
在学生からの激励のメッセージは総務委員会の幹部学生が担当。4日午前の部は副委員長の教育学科3年、関彩音さん、4日午後の部は同副委員長の短大食生活学科2年、藤田まいさんが登壇しました。関さんは「縁とは自ら引き寄せるもの。多くの場所で縁をつかみに行き、誰かのために動ける人になってください」とエールを送りました。藤田さんは「学生時代は短く、限られた時間です。興味を持ったものに挑戦し、自分だけの夢に向かって一日として悔いなく過ごしてください」と力強く話しました。
キャンパスでは運動部や文化部が新入部員を獲得しようと新入生を待ち受け、元気いっぱいにチラシを手渡していました。明日からそれぞれの学生生活が本格的に始まります。
各回の入学式後、父母等に向けた教育説明会が開催されました。