情報メディア学科大森ゼミが実践女子大学と合同で丹波篠山市の伝統文化の記録・発信に取り組んでいます。

情報メディア学科・大森ゼミの学生たちが丹波篠山市で郷土色や地域の祭礼を記録し、発信するプロジェクトに実践女子大学とともに取り組んでいます。

 

地域の高齢化、過疎化の進展に伴い祭事の担い手不足により祭礼が簡素化されていく中、祭事を継承するための取り組みが求められています。プロジェクトでは、祭事を継承するため、中世や江戸時代から続く丹波篠山市の祭礼や行事での振舞食を調査・記録するとともに、持続可能な継承の仕組みを構築。農村地域の食の系譜の文化的価値について若い世代を中心に国内外の理解を広げることを目指します。

 

武庫川女子大学と包括連携協定を締結する実践女子大学が、関西圏で活動するため武庫川女子大学に協力を求め、大森ゼミが合同プロジェクトを提案しました。大森ゼミの学生たちはまず、丹波篠山市の人たちに郷土食についての聞き取り調査を行ない、6月2日には地域で食と健康に関する取り組みを続けている丹波篠山市いずみ会から郷土食を実際に作ってもらって記録しました。

 

また、6月3日には大森ゼミの学生10人と実践女子大学の学生4人が参加して、篠山春日神社秋祭保存会の話を聞き、実際に祭礼で使われる山鉾を見学しました。

 

10月に丹波篠山市で実施される春日神社秋祭りには、実践女子大学ビジネス社会学科の角本ゼミの学生たちと一緒に参加をする予定です。