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文化祭に向け、音楽学部によるミュージカルの練習が進んでいます。

2024/09/19

音楽学部の2年生が文化祭で上演するミュージカルの練習が本格化しています。夏休み明けの9月17日には出演者全員が集まり、終日練習に取り組みました。

 

文化祭でのミュージカル上演は学生主体で継承されている音楽学部の伝統イベントです。演奏学科と応用音楽学科の学生が1年次の初期演習で企画し、2年次秋の文化祭に向け、約1年かけて準備します。舞台に立つ役者はもちろん、台本執筆、演奏、大道具、照明、音響など、すべてが学生の手作り。両学科とも少人数のため、一人何役もこなします。

 

今回の演目は「アラジン」。「アナと雪の女王」とどちらにするかで議論し、投票で決定しました。

 

3月に台本が完成し、4月から練習をスタート。学生たちは7月3日に丹嶺学苑研修センターで強化練習をした後、夏休み中は自主練を続けてきました。17日は久しぶりの全体練習。アラジンが猿のアブーを連れて、市場で盗みを働くシーンや、アラジンとジャスミンが魔法のじゅうたんに乗って「ホールニューワールド」を歌うシーンなど、場面ごとに動きや音楽、照明のタイミングを確認しました。

 

専門とする歌や楽器はもちろん、スケジュール管理やポスターのデザイン、大道具制作など、学生同士が互いの得意を見出し、分担する中で結束力も高まります。今後、各シーンのセットや衣裳をそろえるとともに、演奏や演技の完成度を高めます。

 

総括でアブー役でも出演する楠和音さん(演奏学科2年)は、「本番まで一か月を切り、たくさんの課題が見えてきましたが、一人ひとりの熱量や責任感も高まっているので、いっそう一致団結して作品を作り上げたいです」と意気込みます。

 

音楽学部では2026年度、演奏学科に新たに「声楽・ミュージカル専修」を開設し、演奏学科は「ピアノ・管弦楽器専修」との2専修となります。指導教員は「専修で学ぶのは本格的なミュージカルなので、同一に語ることはできないけれど、学生たちが作り上げるミュージカルから、音楽学部の雰囲気や少人数の良さを感じてもらえれば」と話しています。

 

ミュージカル「アラジン」は文化祭最終日の10月13日、中央キャンパス音楽館地下1階演奏ホールで2回公演。

入場方法は下記のとおりです。

1公演目

整理券配布 9:30 音楽館前

開場 10:30

開演 11:00

2公演目 

整理券配布 13:30 音楽館前

開場 14:30

開演 15:00

 

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