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「武庫川女子大学のむこじょTV#26」は薬学部独自の「クリニカルサイトインターンシップ」がテーマです。

2024/09/30

薬学部で今年から始まった1年生からの「クリニカルサイトインターンシップ」は、低学年の学生が、アルバイトとして対価を得て薬局で働く“武庫女独自”の早期インターンシップです。全国的にも珍しいこの取り組みを、「武庫川女子大学のむこじょTV#26」で紹介します。放送は10月7日(月)午後5時30分ごろ、朝日放送(6チャンネル)です。

 

6年制の薬学科は薬剤師国家試験に挑むまでの期間が長いため、早い時期に仕事への実感を持つことがモチベーションの維持につながります。4年制の健康生命薬科学科では卒後のキャリアとして保険薬局の医療事務員を目指す人が増えています。このため、薬学部では3年前、田内義彦教授が中心となって、有償制インターンシップを1~3年生を対象に導入。毎年、約20人が参加し、好評だったことから、2024年度からの薬学教育モデル・コア・カリキュラム変更に伴い、1年生全員が参加可能な新たな有償制インターンシップとなる「クリニカルサイトインターンシップ」を開始し、参加を呼びかけました。

 

有償制のインターンシップは受け入れ先の確保が難関です。本学の薬学部は62年の歴史があり、長年のつながりから協力してくれる薬局等の施設が多いことが実施を可能にしました。

 

今年度は100以上の施設(薬局)が協力の手を挙げ、1年生25人が事前研修を受けました。研修後、学生たちは協力薬局のリストから希望する薬局に応募し、面接等に臨みます。後期から5人がインターンシップをスタートしました。

 

その中の一人、薬学科1年の竹中希さんが今回の案内人です。指導する管理薬剤師・柴田喜代子さんも本学薬学科の卒業生。白衣姿で仕事内容の説明を受ける学生の真剣な表情をカメラがとらえます。「覚えることが多くて大変」と言いながら、夢である薬剤師の業務を間近で見て、目が輝きます。

 

薬学科の授業は4年生まで座学が中心ですが、クリニカルサイトインターンシップと連動し、授業でも低学年のうちから薬剤に触れる演習が始まっています。薬学科1年前期の早期臨床体験では、薬剤師の業務について講義を受けた後、薬局や病院を見学。前期の終盤には、模擬薬局等を備えた臨床薬学教育研究センターで粉薬や軟膏の調剤に挑み、薬を扱う難しさ、責任感に気づきます。

 

対価を得るインターンシップは未来の仕事の疑似体験。薬剤師や医療事務員として働く未来をつかむため、意欲と力を実社会の中で育みます。

 

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