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薬学部の実体験型新校舎「総合薬学教育研究棟」が竣工。学生・教員の意見を反映させた、環境にやさしい校舎です。

2008/04/14

 薬学部新校舎「総合薬学教育研究棟」の銘板除幕式・竣工式が4月14日、山田知・西宮市長や自治会、学院の代表など約50人が参列して、浜甲子園キャンパスで行われました=写真中=。
 ※新校舎の外観の写真は、ホームページの表紙に掲載しました。

 新校舎は地上5階建て、延べ床面積は11,976㎡。「薬学科」(6年制)「健康生命薬科学科」(4年制)の2学科制カリキュラムに対応して設計され、実体験型学習が出来る設備を備えています。また各所に環境負荷を軽減するための工夫がなされています。

○実験講義室 (約150人収容)=写真左=
 中央の実験台を受講者の机が半円形に取り囲む階段教室です。1年生が受講する「生命実験薬科学」の授業では、毎回異なった実験が実験台の上で繰り広げられ、学生たちは講義を聞きながら実験のプロセスと結果を体験できます。受身ではない、体験型の講義を可能にした新しいタイプの教室です。

○ノード(憩いの空間)
 2階~5階までの各階に「ノード」と呼ばれる憩いのスペースが設けられています。各階で違った雰囲気を持っており、3階はくつろぎの場、4階はミーティングスペース、最上階の5階は液晶プロジェクターを使ったプレゼンテーションも出来るスペースで、六甲の山々も望むことが出来る開放的な空間です。
※ノード(node=結び目)は、人と人とのつながりを大切にするという意味です。

○自然通風システム
階段の煙突効果を利用し、1階~5階の講義室などから吸い上げられた外気を、屋上に設置された自然換気装置から排出し、部屋をあたたかく保ちます。

○壁面・屋上緑化=写真右=
屋上や壁面には緑が多く植えられ、ヒートアイランド現象の緩和を図っています。

 設計に関しては利用者である学生・教員の意見を多く取り入れました。特にトイレは、ワークショップを開催し、学生の意見を反映させ、手洗い所とパウダールームを別々にし、快適な空間にしました。

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