専門知×インターンシップで食のエキスパートを目指す！むこじょTV＃27は11月4日、放送です。

English below. 

 

「武庫川女子大学のむこじょTV＃27」は食創造科学科のインターンシップがテーマです。

 

食に関わる専門知識と企画力、研究力で食産業に新風を吹き込む人材を育成する食創造科学科では、卒業に必要な単位として一人2社ずつのインターンシップ参加が必修です。協力企業は約100社。3年生になると希望する企業を選び、各自インターンシップに参加します。

 

「パントリー」「ラッキー」など高品質スーパーを関西一円に展開する「大近」（本社 大阪市福島区）では2022年度から食創造科学科の学生を受け入れ、惣菜のレシピ開発など実践的な研修を行っています。今年は9月30日～10月5日、学生3人がインターンシップに参加しました。

 

今年のお題は、大近が運営するコロネのアンテナショップ「Rotobo」で販売する新商品の開発。定番商品の「カスタードコロネ」「チョココロネ」などと並び、限定販売する商品の「クリーム」のレシピを考えました。学生たちはイメージ図と商品の特長を解説した資料を作ったり、食材を組み合わせて自主的に試作したり。それぞれ約10種類のコロネ案を大近に提案し、一人一案が採用されました。

 

中山和奏さんは黒ゴマや抹茶、豆乳など栄養価のある食材を用いたレシピ10種を考案。このうち、鳴門金時と紫芋のペーストを使った案が採用され、「紫芋のスイートポテトコロネ」として商品化されました。試食で「めっちゃおいしい！」と歓声を上げた中山さん。「これなら売れるかも」と意を強くします。

 

インターンシップ後半は店頭での実販売です。店内に甘い匂いが漂い、初日からコロネは好調な売れ行き。学生たちはパイ生地にクリームを詰めたり、店頭で接客に当たったり大忙しでしたが、お客さんから「学生さんが考えたの？」「すごいね！」など、声を掛けられ、笑顔に。インターンシップを通し、中山さんが感じた手応えは。

 

「武庫川女子大学のむこじょTV＃27」は11月4日（月）午後5時30分ごろから朝日放送テレビ（6チャンネル）で放送予定。放送後、武庫川女子大学のホームページ「むこじょTV特設サイト」にもアップします。

 

Mukogawa Women's University's Mukojo TV #27 focuses on internships in the Department of Innovative Food Sciences.

The Department of Innovative Food Sciences aims to nurture human resources who are capable of being instrumental in infusing breath of fresh air into the food industry through their specialized knowledge, planning and research skills in the field of food. In the third year of the program, each student chooses a company of her choice and participates in an internship.

Daikin (headquartered in Fukushima, Osaka), which operates high-quality supermarkets such as Pantry and Lucky throughout the Kansai region, has accepted students from the Department since 2022 to participate in practical training, including recipe development for ready-made meals. This year, three students participated in the internship from September 30 to October 5.