「えほんみらいプロジェクト」が芦屋市の「みんなの秋まつり」で絵本の読み聞かせとワークショップを行いました。
2024/11/01
English below.
生活環境学科の学生2人が立ち上げた「えほんみらいプロジェクト」が10月27日、芦屋市の「みんなの秋まつり」で絵本の読み聞かせとワークショップを行いました。「みんなの秋まつり」は30年後のまちづくりをテーマとした未来ビジョンづくりの社会実験として今年初めて、公園や通りを含めた7つの会場で同時に開催されました。
えほんみらいプロジェクトは、生活環境学科まちづくりコースの授業から生まれたプロジェクト。絵本を通して芦屋市の未来を考えようと、生活環境学科4年の大道柚香さん、笹井愛未さんが作った絵本「さくらまちとミライ」を活用して、読み聞かせ等の活動を行っています。
「さくらまちとミライ」は芦屋市に住む「ミライ君」が5人の桜の妖精と出会い、芦屋市の魅力を発見するストーリーです。昨年、50冊製本し、一部を芦屋市に寄贈。図書館などに配架されています。
「みんなの秋まつり」では、宮塚公園、茶屋公園、大桝公園、公光公園の4つの公園で、大道さんと笹井さんが読み聞かせとワークショップを行いました。絵本の読み聞かせに続き、「30年後のまちについて考えてみよう!」と題したワークショップを実施。参加者は「大人になったときの理想のまち」「まちのためにやってみたいこと」をイラストや文字で自由に描き、ポストに投函し、「妖精メダル」を受け取りました。ワークショップには46人が参加。回答には「楽しい公園がたくさんあるまち」「一人一人が元気なまち」などの意見が集まりました。参加した子どもたちは学生たちに「ありがとう」「図書館に絵本読みに行くね」などと声をかけていました。
「えほんみらいプロジェクト」は、今後も芦屋市で子どもたちと地域を繋ぐ活動を続けていく予定です。
On October 27, the “Storybook for the Future Project” launched by two students of the Department of Human Environmental Sciences held a storybook reading and workshop at the Autumn Festival in Ashiya City, which was held simultaneously at seven locations including parks and streets for the first time this year.
The “Storybook for the Future Project” was born out of a class in the Community Development Course. Yuzuka Omichi and Ami Sasai, fourth-year students, created the storybook “Sakura-machi to Mirai” and have been reading the book to children in order to encouraging to think about the future of Ashiya City through picture books.
The story of “Sakura-machi to Mirai” is about “Mirai-kun,” a resident of Ashiya City, who meets five cherry blossom fairies and discovers the charms of Ashiya City. Last year, 50 copies of the book were bound and some were donated to Ashiya City. Some of them were donated to Ashiya City and are available at libraries and other places.
Through such projects, the plan is to continue its activities to bring children and the local community together in Ashiya City.