「第2回武庫女ビジネスコンテスト」を開催。多彩なビジネスプランが発表され、優秀賞など2つの賞が決まりました。
2024/11/18
English below.
「第2回武庫女ビジネスコンテスト」(社会連携推進センター主催、女性活躍総合研究所共催)の提案者発表・最終審査・表彰式が16日、中央図書館グローバルスタジオで開かれ、食創造科学科1年和佐歩乃歌さんと二岡美紅さんの提案「OshiHub~あなたの推し活をもっと楽しく、安全に~」が優秀賞を、情報メディア学科3年西山凜さんと徳山華菜さんの提案『デジタルサポート事業「ぽけっとケア」』がSOAR賞を受賞しました。
このコンテストは学生の起業マインドを育み、学生が持つ能力やスキルを生かして起業を喚起しようと在学生に呼びかけて実施しています。
今回のテーマは「自分のわがままをビジネスにする」。7月からビジネスプランを募集し、3チーム、計5人が応募しました。
審査員の郡千寿子副学長は「大学院生から学生まで、多彩な提案があったことは喜ばしい。コロナ禍を経て誰かとつながりたい、誰かと誰かをつなげたいなど、つながることをビジネスチャンスと捉えた企画が多かった」と講評。
審査のポイントとして、①ビジネスプランの背景を具体的に示しているか、②既存のビジネスと差別が図れているか、③ビジネスとしての可能性を見込めるか、を挙げました。
優秀賞の「OshiHub~あなたの推し活をもっと楽しく、安全に~」は、好きなアイドルやアーティストなど様々な「推し」と交流するために、安全に推し仲間を見つけられるコミュニティアプリ「OshiHuB」の開発を企画。所属する食創造科学科の授業「フードビジネス論」などで得たマーケティングプランの学びを参考に、段階的なビジネスの成長を想定したアプリ機能の提案を行いました。
審査は本学教員の他、外部審査員として卒業生、阪神電気鉄道株式会社、株式会社みなと銀行が加わって行われました。(阪神電気鉄道株式会社、株式会社みなと銀行は書類審査に参加。)
審査員の一人で、椅子張り工房「Revery Chair」を起業する新子真希さん(生活環境学科2007年卒業)は、「学生時代からビジネスマインドを育てるという思いに共感しました。私自身も今回のテーマである『わがまま』を『熱意』に代えて、やりたいことを選択して起業しました。資金の調達など現実的な問題で揺れ動くこともありますが、皆さんも熱意を持ってやりたいことに励んでいってください」と学生たちを激励しました。
受賞プランと受賞者は次の通りです。
■優秀賞
OshiHub~あなたの推し活をもっと楽しく、安全に~
食創造科学科1年
和佐歩乃歌さん
二岡美紅さん
■SOAR賞(女性活躍総合研究所提供)
デジタルサポート事業「ぽけっとケア」
情報メディア学科3年
西山凜さん
徳山華菜さん
下記の受賞は該当なし
■最優秀賞
■阪神電気鉄道賞
■みなと銀行賞
The 2nd Mukojo Business Contest (sponsored by the Research Institute for Women's Career Advancement and Gender Equality Development) held its final screening and awards ceremony at the Global Studio of the Central Library on March 16, 2012, and Honoka Wasa and Miku Futaoka, first-year students of the Department of Innovative Food Sciences, won the Excellence Award for their proposal “OshiHub” and “Poketto Care” by Rin Nishiyama and Kana Tokuyama, 3rd-year students of the Department of Social informatics , received the SOAR Award.
This contest is conducted by reaching out to a group of students and alumni to foster an entrepreneurial mindset among students and inspire them to start their own businesses by making use of their abilities and skills.
The theme of this year's contest was “Turn your self-indulgence into a business,” and three teams with a total of five applicants submitted their business proposals in July.
Vice President Chizuko Kori, one of the judges, commented, “I am pleased to see the vast variety of proposals from graduate students as well as students who are currently studying. Many of the proposals were based on the idea of making a connection with someone through the pandemic, or bringing people together, and many of them saw this as a great opportunity.”