石井としろう西宮市長が共通教育科目の授業で講演しました。
2024/12/13
共通教育科目「まちづくりと地方自治の役割」の授業が10月28日、中央キャンパスで行われ、西宮市の石井としろう市長が講演しました。
石井市長は講演で、大阪と神戸の中間に位置し、文教住宅都市として発展してきた西宮市の歴史をたどりました。コンビナート誘致に反対した住民運動によって豊かな自然環境が守られたことや、阪神・淡路大震災からの復興の経緯、住民による地域の約束「共助」の重要性を講演しました。また、甲子園球場を活用した小学校・中学校の連合体育大会や「二十歳のつどい」(旧成人式)など西宮市独自の行事が行われていることを紹介し、西宮のまちの魅力を語りました。
西宮市は来年、市制100周年を迎えるのを前に、財政構造改善を進めながら、県市統合病院(仮称)西宮総合医療センターやJR西宮駅南西地区第一種市街地再開発事業などの大きな公共投資にも挑戦しています。石井市長は、「憩いと安住のまちづくりを目指し、持続可能な文教住宅都市としての取り組みを進めてます」と、未来への展望についても話しました。
受講した約160人の学生たちからは「住民の暮らしやまちづくりを支える市役所の役割への理解が深まりました」、「西宮市の魅力さらに知ることができました」、「私もまちづくりの担い手になりたいと思いました」などの感想が寄せられました。