生活環境学科の三宅正弘教授が、船上で八幡市の小中学生に地元の魅力を解説、子どもたちが地域の物語づくりにチャレンジ。
2025/04/14
京都府八幡市で4月13日、市内の小中学生を対象にした大阪・関西万博開催記念「八幡市クルーズ~やわたの物語を巡る~」が開催されました。船上では、生活環境学科の三宅正弘教授が市の魅力を解説。参加した児童生徒と保護者計90人が、琵琶湖からの宇治川、京都からの桂川、三重からの木津川が出合い、淀川となる三川合流の風景や、背割堤に植えられた250本の桜を楽しみました。背割堤は、毎年20万人が集まる花見の名所です。
三宅ゼミの学生たちも、子どもたちと一緒に、川に誕生した無人島の名前を一緒に考えたり、背割堤をテーマにした神話や昔話のような物語づくりに取り組んだりしました。子どもたちは、想像力をふくらませ、島の名前や、背割堤の物語を発表しました。
小学4年の男子児童は、「クルーズで巡ったコースを、今度は歩いて回りたい」と話し、地元への関心を深めました。参加した三宅ゼミ4年の井上遥さんは、「自分の言葉で伝える大切さを学べました」と述べ、同4年の岩田梨里さんは「神話が生まれる場所の面白さを感じました」と振り返りました。