生活環境学科の鎌田ゼミが芦屋に賑わいを創出するイベントを開催しました。
2025/04/16
生活環境学科・鎌田ゼミが4月6日、「桜のトンネル」で有名な芦屋市の茶屋さくら通りを一日だけ歩行者天国にして、通り沿いに屋台を出店するイベント「一日の奇跡が、未来のあしやを満開に咲かせる!プロジェクト」を地域と連携して実施しました。参加した人たちは、茶屋さくら通りに約50mにわたり敷き詰めた人工芝のうえに思い思いに座り、屋台の出し物を楽しみながら満開の桜を満喫しました。
芦屋市では、官民が連携して地域活性化につながる賑わいを創出しようと、未来のまちづくりを考える取り組みが活発です。鎌田ゼミでは、芦屋の象徴的なエリアである茶屋さくら通りに、持続可能な賑わいを創出する場を生み出すため、イベントを活用した社会実験を企画。子どもを中心に、地域の人たちが参加して、未来の街をポジティブにイメージするイベントを考えました。
イベントは官民でつくる「あしやエリアプラットフォーム」と連携して運営。事前にワークショップを開催して、親子約30組とともに「キッズドリーム屋台」のデザインや催しを考えました。
ワークショップで出た案をもとに、地元の工務店の協力で完成した7台の屋台が出展し、ゲームなどの催しを行いました。うち1台では鎌田ゼミの学生たちが未来の芦屋を考えてカードに記入する「まちの未来!コトバの花びらプロジェクト」を開催。来場者と30年後の芦屋市を考え、カードを桜の木やロープに飾りつけました。
鎌田ゼミでは、イベントに参加した人たちの行動調査を分析し、今後の芦屋のビジョン策定に役立てる予定です。