2025年度第1回就職ガイダンス「就活をはじめる人のための特別講演会」が開催されました。
2025/04/25
キャリアセンター主催の2025年度第1回就職ガイダンス「就活をはじめる人のための特別講演会」が4月23・24日の両日、中央キャンパス 公江記念講堂で開催されました。
キャリアセンターでは就職支援として「エントリーシートの書き方」「SPI対策」「面接・グループディスカッション対策」などのセミナーやガイダンスを随時開催しています。また、一人ひとりの状況に合わせたキャリアカウンセラーによる就職相談を行っています。今回の就職ガイダンスはこれから就職活動を始める大学3年生が主な対象。2日間で約1,100人が参加しました。
特別講演会では採用コンサルタントの石田秀朗講師と株式会社学情 エグゼクティブアドバイザーの木之本敬介講師が「圧倒的に就活を有利に進める方法とは?」をテーマにそれぞれ講演しました。
石田講師は、「就職活動を成功させるためには企業が求める『問題解決能力』を意識し、日頃から学び、考え、行動し、伝える訓練をすることが重要」としたうえで、「企業は自ら問題を見つけ、問いを立て、解決していく能力の高い人材を求めている。大学での学びはビジネスにおける問題解決のプロセスと共通しており、問いを立てる、仮説を立てる、検証する、結論付けるというプロセスを意識しながら大学生活を送ることが就職活動の成功につながる」と述べました。また、「短期間で能力を向上させるためには、優れた人から学び、真似ることが有効」とアドバイスしました。
木之本講師は、「就職活動において学生は受動的に情報を受け取るだけでなく、自ら考え、行動し、企業側の視点を理解することが成功の鍵である」と語りました。
「重要なのは、単に企業や商品が好きという消費者目線ではなく、働く側、作る側、売る側の『ビジネス目線』を持つこと。また、過去の経験(ガクチカ)を通じて、企業は学生の成長の可能性を見ているため、何を考え、どのように行動したのかを具体的に語ること。面接においては、企業の質問の意図を理解し、言葉のキャッチボールをすること、そして第一印象も大事」とアドバイスしました。最後に、「就職活動を辛いものとして捉えるのではなく、新しい出会いを楽しむ『ワクワク探し』として前向きに取り組んで行ってほしい」と学生にエールを送りました。
両講師は共通して、「インターンシップが早期選考に繋がるため参加すること」「キャリアセンターの活用」を強く推奨。
学生はメモを取りながら、講師たちの言葉に耳を傾け、「本格的に就職活動の準備をしないといけないと思った」「もっと積極的に色んなガイダンスに参加しようと思う」と話していました。