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鳴尾いちごを育てる教育学科の学生が、小学生といちご狩りを体験しました。

2025/05/01

地域教材の一つとして、「鳴尾いちご」を学校教育館の屋上で栽培する教育学科に4月28日、西宮市立鳴尾小学校の2年生児童が訪れ、いちご狩りを楽しみました。

 

鳴尾地域では、明治後期から昭和初期にかけて、いちご栽培が盛んだった歴史があります。

今年は、教育学科・酒井達哉教授のゼミに所属する3、4年生20人が560株を育てました。昭和30年代に宝塚市で交配された「宝交早生(ほうこうわせ)」という品種で、果肉がやわらかく、傷みやすいため、市場にあまり出回らないものです。

 

いちご畑に着いた小学生43人は、いちごの花や、まだ青い果実に興味深々。熟していない粒も多かったため、一人2粒までの制限付きで、摘み取りました。女子児童は、「大物が取れたよ!」と、手のひらに赤い粒をのせてほほ笑み、「おうちで食べたのとは別の種類だけど、甘くておいしかった」と感想を話していました。

 

いちご狩りと合わせて、教員を目指す大学3年生から、地元の名所「甲山」や「甲子園球場」について学び、「いちごの○×クイズ」でも盛り上がった児童たち。元気いっぱいの児童と触れ合った学生も満足そうでした。教育学科3年の横田瑞樹さんは、「鳴尾いちごの歴史を、子どもたちに楽しく知ってもらえたら」と語りました。

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