地域の大学スポーツを支援!兵庫トヨタ自動車株式会社が本学ラクロス部とスポンサー契約を結びました。
2025/05/01
兵庫トヨタ自動車株式会社(以下兵庫トヨタ)が武庫川女子大学ラクロス部とスポンサー契約を締結することになり、4月30日、神戸市中央区の兵庫トヨタ本社でラクロス部の主将らが参加して締結式が行われました。契約期間は1年。兵庫トヨタが大学のクラブとスポンサー契約を結ぶのは初めてです。
地域の大学スポーツを支援しようと検討していた兵庫トヨタが、大学の部活動と企業をつなぐ「BUKASUPO」のサポートにより、武庫川女子大学のラクロス部とマッチングしました。
兵庫トヨタの代表取締役専務 今井晋生さんは「地域に根差して来年80周年を迎える企業として、阪神間の大学を応援して社会貢献したいと考えました」と話します。武庫川女子大学を選んだ決め手は「社内で武庫川女子大学の卒業生が活躍していること」。兵庫トヨタはラクロス部の活動資金を支援し、ラクロス部は練習着に「兵庫トヨタ」のロゴを掲載したり、企業説明会に参加したりして相互に交流します。
武庫川女子大学のラクロス部は現在27人。週に4~5回練習しており、日本ラクロス協会の大会運営に携わったり、甲子園浜のクリーンアップに取り組んだり社会貢献にも力を入れています。
かつては関西ラクロスを代表する強豪として知られましたが、昨年は関西学生ラクロスリーグで2部に降格。悔しさをばねに、「圧倒的一部奪還」をスローガンに掲げ、強いチーム作りを誓っています。ただ、大学からの支援もあるものの、遠征費用やクロス(網のついたスティック)、グローブなど道具や備品に費用がかさむため、兵庫トヨタとのスポンサー契約は強力な支援になります。
締結式には主将の健康・スポーツ科学科4年、掛谷紫花さんと選手の健康・スポーツ科学科4年、赤松柚月さん、副部長の岡田朱世講師(教育学科)が参加。掛谷さんたちは作成した資料を使ってラクロス部を紹介し、「今年はいいメンバーがそろっていて最高のチーム。関西リーグで全勝して一部に返り咲きたい」と力を込めました。