日本語日本文学科の3年生が、3年次開講科目「日本の芸能」のフィールドワークで西宮能楽堂を訪問しました。
2025/05/09
武庫川女子大学文学部日本語日本文学科の3年生が4月30日、3年次開講科目「日本の芸能」(担当:羽生紀子教授)のフィールドワークで、大学近くの西宮能楽堂(西宮市鳴尾町3)を訪れました。
西宮能楽堂は2017年12月に開館しました。外観は現代的な建物ですが、中に入って2階に上がると、すばらしい能舞台があり、学生たちはあっという間に伝統芸能の世界に引き込まれた様子でした。
能楽堂では、シテ方観世流の梅若基徳先生と梅若雄一郎先生に講師をつとめていただきました。梅若基徳先生によるレクチャーでは、人形浄瑠璃や歌舞伎との関連も含めて、能の歴史などについて学び、梅若雄一郎先生からは、鳴尾が登場する能「高砂」の謡の指導がありました。また、最後には仕舞の実演をご披露いただき、学生にとっては、能の迫力と魅力を肌で感じる貴重な機会となりました。
学生からは「実際の上演を観てみたい」という声が多く聞かれ、能への理解と興味を深めた様子でした。