第61回武庫川女子大学体育祭が行われました。
2025/05/17
第61回武庫川女子大学体育祭が17日、中央キャンパスで開かれました。体育祭は1965年から続く伝統行事。昨年から中央キャンパスに会場を集約し、一日だけの開催になりました。今年は体育祭実行委員会の学生たちのアイデアを生かし、人気お笑いタレント「COWCOW」のゲストショーやキャラクター撮影会など多彩な内容で、運動が苦手な学生でも楽しめる”スポーツの祭典”になりました。
今年のテーマは「WITH A SMILE」。公江記念講堂で行われた開会式では、体育祭実行委員会委員長の中島瑠菜さんが「みんなに楽しんでもらえるよう、たくさんの企画を用意しました。最後まで笑顔で楽しんでください」と、呼び掛けました。体育祭は初期演習の一環で1年生が全員参加することから、講堂で行われた「部活動紹介」では、野球部やテコンドー部、ラクロス部など各クラブがパフォーマンスを交えて魅力をアピールしました。
体育祭の代名詞ともいえる「応援合戦」は今年からメディアホールでの実施となり、食物栄養学科と食創造科学科による「食栄・食創応援団」が出演しました。かつては総合グラウンドや公江記念講堂で行われた応援合戦を受け継ぐ伝統の”マスゲーム”。ホールならではの客席と演者の近さが従来とは違う迫力を生み、客席から何度も拍手が沸き起こりました。
体育館では玉入れ、玉運びリレー、綱引き、ドッジボールなど「これぞ体育祭」というゲームが1年生の学科対抗で行われ、熱い戦いが繰り広げられました。玉運びリレーに参加した環境共生学科の秦泉寺ふありさんは、「アンカーを任せられ、責任を感じましたが、みんなで力を合わせて1位になれた達成感があった」と喜び、同じチームになった健康生命薬科学科の学生と記念撮影に収まりました。
一方、公江記念館では、「輪投げ」や「ボーリング」などのミニゲームで参加スタンプを集める「ムコリンピック」を開催。スタンプが抽選会の参加条件になるため、学生たちの長い列ができました。
「リラックマ」や「ケンミンぼうや」などのキャラクターも登場。午前中の雨も午後には止み、キャンパス各所で歓声が響く「WITH A SMILE」のテーマにふさわしい一日になりました。