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食創造科学科が阪神米穀と産学連携でおにぎりショップ「MUSU」プロジェクトをスタート。

2025/05/29

食創造科学科が阪神米穀株式会社と産学連携で取り組むおにぎりショップ「MUSU(ムス)」プロジェクトがスタートし、5月28日、キックオフミーティングが開かれました。ショップは6月下旬開店予定で、学生たちは開店準備から開店後の店舗運営まで継続的に携わり、マーケティングやメニュー開発、販売等を実店舗で学びます。

 

インターンシップでメニュー開発や広報発信に取り組み、成果を挙げている食創造科学科ですが、学科ぐるみでの産学連携は初めて。参加は1~3年生の希望者で、単位認定されない課外のプロジェクトにもかかわらず、88人が参加登録しています。

 

阪神米穀株式会社は「えべっさん」ブランドで知られ、西宮市に本社を置く米の販売会社です。今年創業75年を記念し、JR西宮駅近くにある社宅の1階を改造しておにぎりショップ「MUSU」を開店することになり、「実践的学びの場としてほしい」と、食創造科学科の学生たちに参加を呼び掛けました。

 

28日に阪神米穀の田中隆社長らを招いて行われたキックオフミーティングでは、1~3年の40人が食考房に集まりました。田中社長は「MUSUビジネスではなく、あくまでMUSUプロジェクト。失敗を恐れず、どうすれば売れるか、おいしくなるかを考えながら取り組んでほしい」と呼び掛けました。

 

各学年から3人ずつ選ばれた執行部メンバーが、学生の役割分担を決めたり、シフトを組んだりしながら、阪神米穀の協力を得てプロジェクトを進めます。

 

キックオフでは、学生たちから米の種類やターゲット層、値段、製造工程などに質問が相次ぎました。これに対し、田中社長は「米にも硬質、軟質などいろいろな種類がある。プレオープンの間にいろいろ試して、どれが一番好まれるかを探ってほしい」「メニューは一部定番を除き、みなさんで開発してほしい。サケのほぐし方、焼き方も一緒に考え、どうすれば売れるか考えていきたい」と丁寧にこたえていました。教員からは「こんな贅沢な学びの場はない」と感嘆の声がもれました。

 

質問した3年の吉冨奈美さんは、「自由度の高いプロジェクトで、社長の熱い思いが伝わってきました。アイデアをどうやって形にするか、今からワクワクしています」と言います。3年執行部代表の中島朱里さんは「将来は食品メーカーで商品開発やマーケティングに取り組みたいと思っているので、絶好の機会と思い、参加しました。自分たちのアイデアを生かしたメニューが店頭に並ぶ可能性があるのもうれしい。メンバーの結びつきを大切に、責任を持って、楽しく取り組みたいです」と話していました。

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