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生活環境学科の有志でつくるチーム「マカローニ」が「Art Book Osaka 2025」に出展しました。

2025/06/02

生活環境学科3、4年生の有志16人で構成するデザインチーム「マカローニ」が5月24~25日に大阪市東成区の「SEASIDE STUDIO CASO」で開催された「Art Book Osaka 2025」に出展しました。

「Art Book Osaka 2025」はアートブック(アーティストが自ら編集するZINEなどの印刷物)に特化したブックフェア。プロアマ問わず応募でき、今年は事前審査を通過した100組を超える出展者が一堂に集いました。

 

生活環境学科では、1年次に「グラフィックデザイン基礎実習」(担当:津田井美香講師)で専門ソフトの使い方を学び、ZINEを制作します。この授業に触発された学生たちが、津田井講師の呼びかけで昨年後期に「マカローニ」を結成。当時の制作物をブラッシュアップしたり、新たに制作したりして、4月から本格的に準備を進めてきました。

 

衣笠姫さんの「喋」は、「表情が見えないコミュニケ―ション」を、顔をダンボールなどで覆った写真で表現しました。寺井万葉さんは「どんな扉?」と題し、1枚の紙に8ページを割り付け、製本しました。それぞれのページに「扉から生まれる物語」を添えています。多田陽茉里さんは市松模様や斜格子など日本の伝統的な文様を現代風にデザイン。ポストカード、しおり、ZINEの3種に展開しました。髙瀬萌衣さんは“気持ち”と“花”をテーマに、写真をレゴ風に加工したり、コラージュしたりして、2種類のZINEを制作しました。

 

一枚の紙を折りたたんで冊子にしたものもあれば、機械で紙を断裁し、ホチキスや糸で止めた手製本、印刷所に入稿したものなど、作り方もテーマも学生一人一人が決定し、独自の世界観を表現しました。印刷物に交じって雑貨も出展。「マカローニ」の公式グッズとして「マカロニ」をリボン風にデザインした缶バッジやえんぴつ、名刺なども自分たちで作りました。

 

ブース作りにも工夫しました。多田ゼミの設計協力を得て、長さ1・8メートルの板6枚に展示物を挟むスリットを入れ、現場で組み立ててレイアウト。にぎやかな店構えに多くの人が足を止め、作品を購入していく人も。

 

学生たちは「目の前で自分の作品を手に取ってもらえてうれしかった」「制作物を見てもらい、直接反応を知ることができたのがよかった」「多くのアーティストと交流でき、刺激を受けた」と手ごたえを語っていました。

 

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