生活環境学科の1年生2人が授業で習った着付けを通してベトナムからの技能実習生と”学び合い”。
2025/09/02
生活環境学科1年の原口実優さんと吉田いろはさんが、授業で学んだ着付けを生かし、ベトナムからの技能実習生2人にゆかたの着付け体験をしてもらいました。
2人は授業で4月から生活環境学科の授業で積極的に被服やアパレルの学びを続け、着付けの授業でゆかたの着付けにも取り組んでいました。
また、同学科の三宅正弘教授の授業を通して多文化共生に興味をもち、課外活動として、三宅教授と一緒に外国からの人たちと日本語などを共に学び合う「こくさいひろば芦屋」の教室に参加しています。
「こくさいひろば芦屋」は、日本人と外国人がともに”学び合う”という関係で活動している団体で、ベトナムからの技能実習生の2人もそこに参加していました。
原口さんたちは「いつも一緒に学ぶベトナムの方々がゆかたの話になった瞬間、急にいつも以上に日本語が流暢になり、言葉も次々に出てくる」ことを発見。「日本語の学習に着付けの体験を取り入れよう」と気付きました。
原口さんと吉田さんにゆかたを着せてもらったベトナムからの技能実習生2人は「思ってもみない体験ができた」と喜び、「こくさいひろば芦屋」の近くの公園で互いのゆかた姿を撮影していました。
原口さんは「ベトナムからの方々にベトナムのことを教わりながら、多文化への興味が深まりました」と話し、三宅教授は「学生たちは、日本に暮らす様々な外国からの方々からの学びの探求に意欲をもっているようです」と話していました。