高校生が大学の学びを体験する「SOLUTIONSライブ」に建築学部と環境共生学部の教員、大学院生らが参加。本学の魅力を多くの高校生に発信しました。
2025/07/18
高校生が大学の学びを体験する「SOLUTIONSライブ」(主催:株式会社マイナビ)が、7月16日、京都市左京区の京都市勧業館みやこめっせで行われ、高校生や教員約1750人が集まりました。
本イベントは、学びが社会の課題にどう関わっているかをテーマに、将来の進路や社会について考える探究学習の一環として実施されました。京都会場では大学や専門学校など51校が参加し、本学からは建築学部と環境共生学部の教員、大学院生らが参加。体験ブースを訪れた高校生約250人に研究の楽しさや施設の充実などを伝えました。
建築学部は、「グローバル社会・自然と共生する 社会に貢献できる建築・景観デザイン」と題し、建築学科と景観建築学科の学びを紹介。建築学部の学舎「甲子園会館」を学生たちが50分の1のサイズで制作した模型を展示し、名建築を日常的に感じながら学べる環境をアピールしました。また高校生たちと一緒に、ペットボトル約500本を組み上げる畳敷きの茶室や、木製の角材をつないで強度を担保する「レシプロカルドーム」を制作しました。参加した高校生は完成した茶室に入ったり、ドームの上に乗って写真を撮ってもらったりして達成感を味わいました。
環境共生学部では2つのブースを出展しました。
地球環境デザイン研究室の清水夏樹教授は、「環境共生を実践するため、文理の知を組み合わせた『ものがたり』をCo-Designする~環境のために大学、地域、わたしができることを謎解きゲームで探す」と題し、5種類の環境危機脱出ミッションを用意。高校生たちは協力しながらポスターを読み解き、与えられた課題をクリアしていきました。
環境ゲノム科学研究室の村田成範教授のテーマは、「生物多様性とは何か考えてみよう~身近な生物多様性を実感してその意義を考え、その環境を守る・再生するためにできることを考える~」。コケ群落中に見られる小さな生き物を顕微鏡で観察しました。「理系科目が好き」と話す高校生は、村田教授から「今見えているのはクマムシ」など、微生物の種類を教えてもらいながらじっくりと顕微鏡をのぞいていました。
高校生の多くは建築物や環境問題に関心が高く、体験ブースには切れ目なく高校生が訪れ、熱心に説明を聴いたり、オープンキャンパスの日程やアクセスなどを積極的に質問したりしていました。













