食創造科学科の3、4年生がトルコ・バフチェシヒル大学を訪問します。
2025/10/09
武庫川女子大学食物栄養科学部食創造科学科は、本学と交流協定を結ぶトルコ・バフチェシヒル大学との相互訪問プログラムを2023年より実施しています。本年度は10月11日から25日の間、同学科3、4年の学生計10人と引率の教員2人がバフチェシヒル大学を訪問予定です。
食創造科学科は、グローバル化が進む食産業において、国際的に活躍できる人材の育成を目標の一つにしています。相互訪問プログラムを通じて、学生は海外で文化や価値観の異なる人々と交流しながら、世界三大料理の一つであるトルコ料理とその食文化を学び、友情や学術交流を深めます。相互訪問プログラムは、食産業の国際的な広がりを実感し、グローバルな視点を養う機会であり、日本とトルコの相互理解、友好関係の深化に貢献することも期待されます。
参加学生は、準備の一環として、トルコで行う日本食紹介イベントでの予行調理を行いました。現地での食材調達が可能か、調理設備で実際に作ることができるのか…といったことを考えながら、紹介する日本食を決めました。また、事前学習として、トルコについて学生がそれぞれのテーマで調査し、教員から指導を受けました。
食創造科学科3年の内山美月さんは「異なる文化の中で、食がどのように受け入れられているのかを実際に見て感じながら、食文化の違いを学び、自分の考えをより広い視点で深めたいです。国をこえた食のつながりを感じ、今後の学びに活かしたいです」と期待を述べました。同学科3年の六辻陽菜さんは「このプログラムを通じて、日本とは異なる食文化に直接触れ、体感することで、自分の新たな価値観を開拓するとともに、食への知識を深めたい」と語りました。