大学院看護学専攻の平山杏華さんが第61回日本移植学会総会で「優秀ポスター発表賞」を受賞しました
2025/10/27
武庫川女子大学大学院看護学専攻修士課程1年 平山杏華さんが、10月9~11日にウインクあいちで開催された第61回日本移植学会総会で、「優秀ポスター発表賞」を受賞しました。演題名は「臓器移植患者におけるアンメットニーズと関連要因の文献レビュー」で、臓器移植を受けたレシピエントのアンメットニーズ(満たされていないニーズ)の詳細と関連要因を明らかにしました。
平山さんは受賞にあたり、「このたびはこのような賞をいただき、大変光栄に思います。研究を進めていく中で、医療者の視点だけではなくレシピエント本人の実際の生活や思いを踏まえた看護の必要性を実感しました。今後も、実践につながる知見を得られるよう研究を進めていきたいです。日々丁寧にご指導くださる先生方のおかげで、学びを深められていることに心より感謝申し上げます。このたびの受賞を励みに、今後も研究に取り組んでいきたいと思います」と話しています。
指導教員の師岡友紀教授(成人急性看護学分野)は「天野功士講師(副指導)が主に指導しましたが、システマティックに分析され、多くの知見が得られたことが高く評価されたのではないかと推察します。平山さんは看護師としての経験も踏まえて、参加者からの質問に的確に答えていました。座長の先生からは『アンメットニーズ』をキーワードにしたことも評価され、新しい知識の構築に貢献した若手研究者への評価と期待も込められていると思いました」とコメントしています。



