生活環境学部の三宅正弘教授が、幼稚園で街探検のレッスンを行いました。

芦屋市立西山幼稚園で11月13日、生活環境学部の三宅正弘教授による「街探検のレッスン」が行われました。三宅教授は各地の小学校で、校区ならではの学びに取り組んでいます。西山幼稚園には大きな石垣があり、周辺も個性的な石垣が並ぶ地区です。そこで、石垣博士として知られる三宅教授が子どもたちと一緒に歩きながら石の色や、石垣の積み方をクイズ形式で説明を続けていると、子どもたちは、いつも身近に見ている石垣を積み木で簡単に再現していきました。

 

芦屋の地元の石（六甲花崗岩・御影石）の色について、子ども達はオレンジ色や肌色といった見え方を提案していました。子ども達は石垣の石にもたれ、石の温度を感じたり、ユニークな名前をつけたりしていました。三宅教授は「子どもたちは、石を五感で感じることができ、石と会話をしているようでした」と話しました。