国際交換教授のプログラムで来日中の米イースタン・ワシントン大の今村耕介・准教授が、スポケーン市と日本人移民の歴史について講演しました。
2008/06/16
本学の協定校である米イースタン・ワシントン大学から情報教育の専門家である今村耕介准教授=写真右の右端=が6月14日、「スポケーンにおける日本人移民の歴史」と題して学術研究交流館で講演しました。今村氏は多くの写真を使って、日本人がどのようにしてスポケーン市に移り住むようになったかについて話され、約40人の参加者は興味深そうに耳を傾けていました=写真左=。
今村氏は、今後は日本人が移民した1940年代頃の写真や情報などをさらに集め、専門分野のバーチャル・リアリティーの技術を使って、当時の日本人街を再現させる“夢”の計画についても話しました。
今村氏は「日下・フォッシーン 国際交換特別教授職プログラム」により来日しました。このプログラムは、故・日下晃・本学前学院長とアメリカ分校のあるスポケーン市のニール・フォッシーン元市長の提唱によって発足した国際交換教授職基金により、イースタン・ワシントン大学と本学が交流するもので、今年で14回目を迎えます。
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今村氏は6月7日に来日、9日の午後に上甲子園キャンパスや中央キャンパスを見学しました。その後、大河原量・理事長、糸魚川直祐・学長らと、留学制度やアメリカ分校のあるスポケーン市と日本人の歴史について話し合いました=写真右=。