社会課題解決AIスタートアップチャレンジ2025の最終成果発表会が開かれました。
2026/02/18
社会課題解決AIスタートアップチャレンジ2025最終成果発表会が2月17日、「キッザニア甲子園」の劇場で行われました。
「社会課題解決AIスタートアップチャレンジ」は、台頭するAIを活用し、多様な人と力を合わせて社会課題解決につながるビジネスプランを考えようと、キッザニアを運営するKCJグループと武庫川女子大学が中心となって、2025年度に立ち上げ、6大学、1高校から20人が参加しました。8月にAIを使って様々な課題を考える練習会を実施。9月には、メンターとしてABAKAM代表 松本直人さんやアメリカ在住のコンピューターサイエンティスト 吉平健治さんらが加わり、1泊2日の合宿を行ってビジネスプランを立案しました。その後もチームごとにアンケートや企業へのインタビューなどを行ってプランを練り直し、精度を高めました。最終成果発表会は7か月にわたる取り組みの集大成です。
発表会には9つのチームが登壇。愚痴を言うほど画面上の樹木が育つアプリや、友人関係の自然消滅を防ぐ日記共有プラットフォーム、料理が大好きな学生たちが企業の研究用キッチンを借りて思い切り料理に取り組む「シェアラボキッチン」など、ユニークなビジネスプランを次々に発表しました。
「最優秀ビジネスプラン賞」に選ばれたのは「夜道の警戒疲れをゼロにするAIデバイス」として「SmartBack(スマート・バック)」を考えた高校生と大学生のチーム。高校生や大学生113人にアンケートをとったところ、夜道に不安を感じたことがある割合は85%にのぼり、防犯ベルなど事後対策の防犯ではなく、夜道の不安を事前に対策できる方法を提案しました。社会課題を解決する有用性と持続性がある最も優れたビジネスプランと評価されました。
より良い社会を自らの手で創り出していく革新性があると評価されたプランに贈られる「ベターワールド(キッザニア)賞」は、日程調整ツールの進化版として、空き時間の調整だけでなく、最適なプランや場所も提案し、思い出も共有できるツール「Mee Tool」を提案したチームが受賞。
人や地域・社会に最も大きなインパクトをもたらすと評価されたプランに贈られる「ソーシャルインパクト(SOAR/ソアー)賞」は、外国人観光客が支払いを心配して入店できない「決済方法」の壁を取り除き、新しい食に出会える観光グルメアプリ「ジャパン・グルメ・コンパス」を提案したチームが受賞しました。
最優秀賞に選ばれたチームのメンバーで、武庫川女子大学経営学科1年の小河伶衣菜さんは「これまで積み上げてきたものを評価してもらえてよかった。ビジネスとして成功させたいです」と話していました。






