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学生たちが地域住民らにオリジナルのフィットネスダンスを指導。ダンスを盛り上げる曲を鳴尾北小の児童らと合唱し、CDにしました。

2008/06/25

 短期大学部 健康・スポーツ学科2年Bクラスの学生約40人が6月24日、「フィットネス指導法実習」の授業で、地元の民生委員有志の約10人と一緒にフィットネスダンスを踊って交流しました

 地域住民の活性化、学生との世代交流が広がることを目的に、高齢者栄養科学研究センターが今年2月に歌詞を募集しました。入選作品3点に、音楽学部の卒業生の辻本三千代さんが曲をつけ、学生や北島見江・健康・スポーツ科学科 准教授らがストレッチを考案し、「西宮音頭」「レッツ・ヘルシー、西宮」「ふるさと燦燦」の3曲を完成させました。

 夏祭りの雰囲気の「西宮音頭」は盆踊りのように体を動かす運動=写真左=、「レッツ・ヘルシー・西宮」はリズミカルに大きく体を動かすダンス=写真中央=、そして、「ふるさと燦燦」はゆったりと体をのばすストレッチです。この日は、学生や民生委員の方たちは三種三様のフィットネスダンスを楽しみました。

 参加した民生委員の方は「学生たちと踊ることで若返った気がします」「とても楽しい時間を過ごせました。もっと踊る時間がほしいです」などと話していました。

 北島・准教授は「民生委員の方々がこれから教える側となって、フィットネスダンスを地域に広めてくれたら嬉しいです。このフィットネスダンスを核として、西宮の世代交流が広がればいいですね」と話しています。

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 翌25日午後、音楽学部有志の学生5人と鳴尾北小学校の5年生6人がマルチメディア館スタジオで「レッツ!ヘルシー西宮」を合唱し、CDに録音しました=写真右=

 スタジオ内では、学生が子供たちに歌のポイントを優しく教える姿も見られました。指導の畑儀文・声楽学科教授の「もっと元気に」の指示に、何度も歌い直し、最後は子供たちの明るくあどけない歌声と学生たちの澄んだ歌声が見事に溶け合い、みんなが楽しく踊れる曲となりました。

 学生たちは「自分たちが年をとったときに歌ったことを自慢できるぐらい、この歌が地域に浸透したら嬉しいです」「西宮にまつわる歌詞なので、市民の皆さんにより親しんでもらえると思います。体を動かしながら、歌も楽しんでもらいたいです」と話しました。

 今回収録された曲は、学生たちが地域の皆さんにダンスを指導するのに使われたり、一ノ瀬智子・声楽学科講師らが地域の高齢者を対象に行っている音楽療法でも活用されたりします。来月には、フィットネスダンスの振り付けを紹介するDVDが制作される予定です。

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