附属高校3年の赤田京子さんが、夏の全国高等学校野球選手権大会開会式の司会進行役を務めました。
2008/08/02
附属高校3年(SSコース在籍)の赤田京子(あかだ・みやこ)さん=写真・右=が8月2日から18日までの17日間にわたって阪神甲子園球場で行われる「第90回全国高等学校野球選手権記念大会」の開会式で、司会進行役を務めました。
赤田さんは「第55回NHK杯全国高校放送コンテスト」兵庫県大会アナウンス部門で見事優勝したことから、兵庫県高等学校教育研究会視聴覚部会放送文化部の推薦を受け、今回の司会役に選ばれました。
赤田さんは子供の頃から人前で話すのが大好きで、中学生の時に放送部に入りました。「大会では、大きな会場で、自分一人だけの声だけを大勢の人が聞いてくれます。そして、自分が読む原稿がアナウンサーの方々に審査されるという緊張感は、他では経験出来ないことです」と放送の魅力について話しました。
大の野球ファンの赤田さんは、高校に進学してから、放送コンテストで優秀な成績を収めた人は、高校野球の開・閉会式での司会進行役に推薦してもらえることを知り、頑張って練習してきました。今回、その3年越しの夢が叶い、憧れの甲子園の舞台に立てることになりました。
赤田さんのお守りは、友達や先輩たちが応援メッセージを書いてくれたストップウォッチ=写真・左=です。赤田さんは、原稿を読む際にいつもこのストップウォッチを使っています。「友達や先輩、家族に先生方、修学旅行先の北海道で出会ったバスの運転手さんやガイドさんも応援してくれました。今まで応援してくれた皆さんにも、甲子園での私のアナウンスを聞いてほしいという思いを込めて、アナウンスしました」と話しています。
7月18日付けの朝日新聞朝刊・社会面で「夏の高校野球司会4人決定」というタイトルで赤田さんが紹介されました。さらに、同紙8月2日夕刊一面と社会面でも「励ましこめてアナウンス」などの見出しで、開会式で司会を務めたことが報じられました。