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「海にやってきた!」と感じる空間に。生活環境学科の学生が、甲子園浜自然環境センターの玄関に飾るプレートを制作しました。

2008/07/23

 自然の砂浜や干潟、磯の残された甲子園浜にある自然学習施設「甲子園浜自然環境センター」をもっと利用しやすくしたいと、大学生活環境学科3年生の小濱麻理奈さん、上村百合さん、木村早希さんが、玄関に飾るプレートや玄関前の花壇をデザインしました。プレートは今春に完成、訪れる人々を出迎えています。=写真左の左から木村さん、上村さん、センター担当の的場氏、小濱さん=

 同センターは、ミニミニ水族館や研修室、資料室などを備え、甲子園浜の自然観察や環境学習ができます。より多くの人に親しんでもらえるような雰囲気作りの提案がほしいという、センターからの依頼を受けて、学生たちは取り組みました。
 当初の依頼は、玄関に飾るスポンサー看板の制作でした。これは、センターに水槽や生き物のえさなどを提供しているスポンサーを紹介するプレートで、利用者が最初に目にする展示です。これを作り変えて玄関の印象を明るくしてほしいというものでした。

 学生たちは、同センターが甲子園浜という海の目の前に位置していることから、看板のモチーフに海と波を選び、「海にやってきた」と感じるデザインを考えました。シンプルで飽きのこないもの、長く使える物にしようと、透明なアクリル板にコバルトブルーの魚や波を配した看板を制作。玄関から差し込む光やスポットライトで魚の影が壁に映り、光の変化によってさまざまな表情を見せるように工夫されています=写真中央=。

 スポンサー名を表示する魚は、シンプルな形態でありながら力強さやスピード感を感じさせるように、波は魚とのバランスを考えて、波うちの動きが感じられるようにデザインしました。スポンサー名などの文字は読みやすい文字フォントを選び、カラーテープを学生たち自身がカットして、貼り付けています。スポンサーが今後増えても、対応できるようにと考えました。=写真右=

 学生たちは、センターの空間調査や周囲の環境調査から、センターの利用者が少ない理由の一つに、施設そのものの存在感が薄いことが挙げられると考えました。そこで、出来ることから取り組もうと、依頼されたスポンサー看板制作と並行して、玄関前の花壇もデザインしました。玄関前の木の剪定を提案し、花壇は咲いた時に全体の色あいが美しくなるように、花を選んで植え替えました。

 学生たちの看板デザインは好評で、同じ物が西宮北口駅の環境学習サポートセンターでも飾られています。さらに、学生たちはセンター内の階段の装飾にも取り組んでいます。

 学生たちは「センターには、訪れた子どもたちが手作りした魚が飾ってあったり、プレートも簡単なものだったりで、手作り感いっぱいでした。それを損なわないようにと考えました」「普段の授業では設計をしても実際に作ることはないので、こうして自分たちがデザインしたものが、その通りに出来上がっていくのが嬉しかったです」「夏休みや授業の合間に、センターに通って制作しました。センターの方々と一緒に作業して、共同作品のように思えます」「2階、3階への階段の装飾も始めています。センターの方から、展示室の装飾なども提案してほしいと言っていただいています」と話していました。

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