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食物栄養学科の学生が、疲労回復メニューを冊子にまとめ、全国高校野球選手権大会の全出場校に配布。新聞各紙で大きく紹介されました。

2008/08/07

 食物栄養学科4年の川島知恵さん=写真左=、古畑佑希さん、南木梨沙さん、浜辺宏美さんが、疲労回復に効果のある食事メニューを掲載した冊子『疲れに負けるな~勝つことは食べること~』(A5判、35ページ)を作成し、8月2日から甲子園球場で始まった「第90回全国高等学校野球選手権記念大会」の全出場校に郵送しました。冊子では「食事もトレーニングの一つである」として、学生らの考案した朝食・昼食・夕食・間食の「お勧めメニュー案」15例を掲載しています。

 4人の所属する石崎由美子・講師=写真右=の研究室は「スポーツ選手への栄養教育・栄養管理」を研究対象の一つとしています。同研究室が2003年にスポーツ選手を対象に実施した調査では、「管理栄養士にどんな事をサポートして欲しいか」という設問に対し、「疲労回復のための食事」という回答が多数を占めました。そこでメンバーは高校野球シーズンに合わせ、疲労回復メニューをまとめた冊子の制作を企画しました。

 高校時代に硬式野球部のマネージャーをしていた川島さんは「食事で選手の役に立ちたい」と管理栄養士を養成する本学の食物栄養学科に進学。古畑さんは武庫川女子大附属高校時代にオーケストラ部でクラリネットを吹き、選抜大会の開会式で甲子園の土を踏んだ経験があります。
 
冊子には川島さんのマネージャー時代の経験を生かし、高校球児でも手軽に取り入れることができる食品も紹介されています。「コンビニをうまく活用しよう!!」のページでは、小豆に含まれるビタミンB1が筋肉疲労を防ぐ「あずき入りアイスバー」や、良質なたんぱく質がストレスを和らげる「ヨーグルト」などコンビニで購入できる食品を紹介。また「水分補給」のページでは、市販のスポーツドリンクの補給の仕方が書かれています。

 川島さんは「猛暑の中での予選を勝ち抜いた選手たちは、疲労がたまっていると思います。この冊子で紹介した食事を参考にして、大舞台で力が発揮してくれれば嬉しいです」と話しています。

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 この話は、以下の新聞の記事で大きく紹介されました。
▽朝日新聞の8月6日夕刊社会面
▽毎日新聞の8月6日付朝刊阪神版
▽産経新聞の8月7日付朝刊阪神版
▽神戸新聞の8月5日付朝刊地域ニュース面

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