服飾デザイナーの登竜門「2008KDKモードショウ」で、生活環境学科の学生2グループが表彰されました。ショーの様子を動画ニュースで公開中。
2008/10/17
生活環境学科の学生2グループが制作した作品が10月15日、京都会館第二ホールで行われた「2008KDKモードショウ」(主催:KDK=京都服飾デザイナー協会、京都府、京都市、京都新聞社)で披露されました。ショーの様子は動画でも紹介しています。ホームページ表紙左下のボタン「動画ニュース」をクリックして、ご覧ください。
今回披露されたのは8月に開催された「2008KDKファッショングランプリコンテスト」で京都百貨店協会賞を受賞した同学科2年生4人(岡祥子さん、濱田麻美さん、堂本綾乃さん、権藤知子さん=写真左の左から順=)の作品と、佳作に選ばれた同学科3年生2人(綿加有里子さん、濱本綾香さん)の作品です。
コンテストのテーマは「うたうように」。作品を応募した岡さんらは、作品のコンセプトを「自然の大切さを伝えよう」に決めました。衣装はマイクをイメージ=写真中=。ポンチョはマイクの頭の部分を表し、パンツの装飾は蝶や花、風など自然を表現しています。自然の奏でる音を、マイクを通してボリュームを大きくし、ラッパのように広がった襟から、その音をみんなに届けたいというメッセージが込められています。
6月下旬締め切りの第一次審査となるデザイン画審査を通過=写真右=。その後、7月下旬から約1カ月かけて実際の衣装を制作しました。濱田さんは「入賞の発表が行われた時、とびあがって喜びました。うれしかったです。制作で時間が一番かかったのは、パンツの装飾。スパンコールやビーズ、毛糸で自然を表現するのに苦労しました」と感想を話しました。
ショーでは、学生がモデルになって受賞作を披露し、大きな拍手を浴びました。