音楽専攻科を修了した岡田千絵さんが「“長江杯”国際国際音楽コンクール」のピアノ部門で1位に輝きました。
2008/11/08
音楽学部非常勤副手の岡田千絵さん=写真=(2008年3月音楽専攻科修了)が「“長江杯”国際音楽コンクール」(主催:中国音楽理事会)のピアノ一般の部で1位に輝きました。11月23日に東大阪市・ライティホールで行われる入賞者披露演奏会で演奏します。
コンクールで岡田さんが演奏したのは、アメリカ人作曲家サミュエル・バーバーの「Piano Sonata op.26 esmollより第4楽章」。岡田さんが音楽学部の卒業演奏で披露した思い入れのある曲で、このコンクールに合わせて1年ぶりに演奏すること決意しました。当日はバーバーの曲らしい力強い演奏を披露しました。
4歳からピアノを始めた岡田さんは、2007年に本学音楽学部を卒業。その後、音楽専攻科に進学し、現在は音楽学部 声楽学科と音楽専攻科 声楽専攻の授業を伴奏者としてサポートしています。岡田さんは「声楽の伴奏は自分だけで演奏するのとは違い、臨機応変に演奏する技術が求められます。今の課題は、もっと曲のレパートリーを増やして、いい伴奏者になることです」と話しています。
12月に開催する演奏会では、今年の高槻市音楽コンクールで高槻市コンサート協会賞を受賞した同じ専攻科卒業生の服部直子さん(2008年3月音楽専攻科修了)と同級生デュオを披露する予定です。