高齢者栄養科学研究センター主催の料理講習会が開かれ、学生と近隣の高齢者が電子レンジを用いた調理に挑戦しました。
2008/11/15
文部科学省「社会連携研究推進事業」の指定を受けている武庫川女子大学高齢者栄養科学研究センターが11月15日、「電子レンジのおもしろ調理」と題した料理講習会を開催し、地域の高齢者約20人と食物栄養学科の学生6人が参加しました=写真=。
今回作ったメニューは「中華おこわ」「えびチリ」「ほうれん草のおひたし」「みたらし団子」の4品。これらのメニューのレシピは、身近な食材を用いて電子レンジで簡単に作ることができるよう升井洋至・食物栄養学科准教授(調理科学)が作成しました。升井准教授の指導のもと、参加者は馴れた手つきで調理、約2時間で本格的な料理が出来上がりました。
参加者は「普段は温めるくらいしか使わない電子レンジを用いての調理法が学べてとても参考になりました。若い学生さんといっしょに調理ができ、とても楽しかったです」と話していました。
サポートした学生は「普段あまり接することのないお年寄りの方々と、料理作りを通じてコミュニケーションが取ることができ、新鮮な体験でした」と笑顔で話していました。