Lavyがアニメになりました!! 情報メディア学科の長田優子さんが卒業研究で制作。作品をホームページで公開しました。
2009/02/27
武庫川女子大学のキャラクター「Lavy」のアニメーションが誕生しました。情報メディア学科4年の長田優子さん=写真右=が制作し、2月12日に行われた卒業研究発表会で、「クレイアニメーションの制作とその魅力~ラビーと月とうさぎ~」のテーマで発表しました。Lavyが動画になるのは初めてです。
クレイアニメーションは、粘土で作った被写体を1コマごとに撮影し、コマをつなげて動きを表現します。1コマ撮影するごとに粘土に手を加えて、動きをつけるという作業をするため、通常のアニメより膨大な手間がかかります。
映像制作に興味があった長田さんは、昨年夏に制作を開始。まず、長い耳が特徴的なLavyの形状に苦戦しながら「粘土Lavy」を造形しました=写真左=。長い耳はすぐに形が崩れることから、中に針金を入れて補強しました。自宅の部屋に遮光カーテンを張り巡らしてスタジオに改造して撮影=写真中=。真っ暗な部屋の中で、時を忘れて24時間以上も制作に没頭した日もあったそうです。撮影した映像に自分で作曲した曲を付けて編集し、約半年をかけて作品が完成しました。
ストーリーは、Lavyが月にいるウサギに会いたくて木にハシゴをかけたり、風船に手紙を付けて飛ばしたりすると、最後は月のウサギがLavyの家にやってくる―という心温まる展開です。長田さんは「頑張れば夢は叶う、ということを伝えたかった」と振り返り、指導教官の丸山健夫・情報メディア学科教授は「この作品は彼女の涙ぐましい努力の結晶です。ぜひ多くに人に見てほしい」と話しています。
動画はこちらからご覧ください⇒「ラビーと月とうさぎ」