心理・社会福祉学科の学生が、障害者小規模通所作業所のメンバーと一緒に地域の商店街の活性化を図るリーフレットを作成しました。
2009/04/20
心理・社会福祉学科3年生の宮腰美里さん=写真左の左側=と庄治由美子さん=同右側=が、大学近くの障害者小規模通所作業所「夢っとぴあ」のメンバーと一緒に、地元の「みやこ商店街」を取材して、リーフレット「笠屋マップ・みやこ商店街」=写真右=を制作しました。
2人は昨年9月に「夢っとぴあ」を訪問したのをきっかけに、ボランティアとして定期的に作業所の手伝いを始めました。障害者の車椅子の介助をしながら、一緒に商店街のお店を一軒一軒訪問し、取材しました。
宮腰さんは「作業所のメンバーの方と一緒に話を聞いて、それをメモしたり、原稿としてまとめたりするのがたいへんでした。結納用品店など、普段お店に入ることの無いところで、いろいろな話が聞けて楽しかったです」、庄治さんは「地域の商店街の活性化に一役買おうと、軽い気持ちで参加しました。リーフレットがきれいに仕上がりうれしいです」と感想を話しました。
心理・社会福祉学科の前田美也子・准教授は「学生は2人とも『地域福祉活動』に関心の高い学生。今回の実践を通して、さまざまな地域の人々と出会い、障害やまちづくりについても学びながら、コミュニケーションやインタビューの基礎技術を楽しんで身に付けることができたようです」と話しています。