動画ニュースで紹介。環境保全運動の一環として「エコ親子カヌー教室」を武庫川で開催、北京五輪入賞のOG選手や学長も参加しました。
2009/10/21
環境に優しい乗り物・カヌーに乗って、地球環境を見つめ直そう―。 全学をあげて環境保全に取り組む「環境宣言」をしている本学は、保全運動の一環として「エコ親子カヌー教室」を10月18日、西宮市東鳴尾町の武庫川河川敷で開催しました。公募した小学生と保護者10組20人を招待し、北京五輪で日本初の入賞を果たしたOGの鈴木祐美子選手や綱あづさ選手、カヌー部員らが指導、カヌー経験のある糸魚川直祐学長も参加して、秋晴れの半日を楽しみました。カヌー教室当日の様子は、本ホームページの「動画ニュース」でご覧いただけます。
カヌー教室は、鈴木、綱両選手が所属する「ベストアメニティ」の協力で開催されました。この日は秋晴れの絶好の゛カヌー日和”。糸魚川学長はカヌーに乗って河川敷の会場にさっそうと登場し、「今日は楽しく、安全にカヌーを楽しみ、環境を考える1日にしましょう」と挨拶。鈴木選手(写真右の右側)、綱選手(同左側)らが、カヌーについて説明や注意をした後、小学生や保護者らはライフジャケットを着てカヌーに乗り込みました。
レジャー用のカナディアン、ポロ艇のほか、競技用のスプリント艇にも順番に乗艇=写真中=。小学生らは最初は恐々パドルを握っていましたが、部員らが指導すると見る見るうちに上手に漕げるようになりました。
乗艇後は、全員でゴミ拾いしながら河川敷をウォーキング=写真左、右端は糸魚川学長=。カヌー部員らが武庫川に住む生き物などを調べて書いた「武庫エコだより」を参加者に配り、山田咲貴・部長が音頭をとって、参加者全員で「僕たち、私たちに出来ること☆ ゴミのポイ捨てをしない! 水をむだ遣いしない! 武庫川で元気に遊ぶ!」と大きな声で宣誓しました。
最後に、鈴木選手は「私たちは地球に住まわせてもらっているということを忘れず、モノを大切にしましょう。地球を守るなんて私たちには出来ないとは思わず、出来ることから一歩でも前に進みましょう。自分の箸・マイハシを持つということもいいでしょう。みんなの気持ちが集まれば、大きな力になります」と呼びかけ。ジャンケン大会も開かれ、勝った人にはベストアメニティから「マイハシ」が贈られました。
糸魚川学長は「参加された一般の方々、カヌー部の在校生と先輩、それに運営を手伝った教職員らの和で、本当に楽しい1日になりました。これからも、このような有意義な取り組みを続けていきましょう」と話していました。
※「エコ親子カヌー教室」の模様は近く、動画ニュースでも紹介します。