若者の意見を市政へ反映させよう! 本学の学生と西宮市の懇談会が中央キャンパスで開催されました。
2009/11/26
本学学生と西宮市職員が市政について意見交換する「大学生との懇談会in武庫川女子大学」=写真=が11月26日、中央キャンパス東館で行われました。この懇談会は、「西宮市参画と協働の推進に関する条例」を今春に施行した同市が「市民の意見を取り入れた政策を実行しよう」と企画し、本学から学友会総務委員の学生4人が出席し、約2時間にわたり話し合いました。
冒頭で西宮市の藤田邦夫・総合企画局長は「学生の皆さんの若いご意見を遠慮なくおっしゃってください」とあいさつ。その後、市政情報の発信方法や学生の街づくりへの参加などのテーマについて話し合われました。「市の広報誌『市政ニュース』が若い人々に浸透していません。何か良いアイデアはありませんか」という西宮市からの問いかけに、総務委員会で広報パートをつとめる田中佑樹さん(日本語日本文学科3年)は「市政ニュースは縦書きなので、若い人には読みにくいと思います。横書きにしてみてはいかがでしょう」「大学の情報誌『リバーサイド』は新聞形式から小さな冊子に変えると、良く読んでもらえるようになりました。市政ニュースも小冊子にすると、手にとってもらいやすいと思います」などという意見を述べました。
若者の参加が伸び悩んでいる街まちづくりや自治会活動について意見を求められると、「平日は授業、土日はアルバイトなので、正直に言って参加する余裕がありません」といった率直な意見が出て、市の担当者はメモをとるなどして熱心に聞いていました。
参加した石本淑子さん(情報メディア学科3年)は「西宮市の方と直接会ってお話ができ、市政を身近に感じました」と話していました。