情報メディア学科の学生のアイデア「高齢者が楽しめる音楽施設」が、新事業の提案コンテスト「キャンパスベンチャーグランプリ2009」で佳作を受賞しました。
2010/02/09
学生による新しいビジネスプランのアイデアを競う「第11回 キャンパスベンチャーグランプリ2009(大阪)」(日刊工業新聞社、摂津水都信用金庫 共催)で、情報メディア学科3年生の山川由起子さん、新谷こころさん、平和茉莉さん、山田真依子さん(=写真左の左から=)の提案が佳作を受賞しました。
4人のアイディアは、高齢者が楽しめる総合音楽施設をつくる「ミュージックビル~高齢者のための音楽ワールド~」です。カラオケとCDショップを中核に、音楽教室や演奏ホール、ジャズバー、レンタル店などを備えています。都心に増えている空きビルを活用し、百貨店などと近接した立地とすることで集客を見込みます。
バリアフリーの施設、和風テイストの内装や食事メニュー、昼間中心の営業時間などにし、若者の店とは異なるコンセプトの音楽施設とすることで、趣味を楽しむ高齢者の憩いの場としての「ミュージックビル」事業を提案しています。
「第11回 キャンパスベンチャーグランプリ2009(大阪)」には、近畿圏の大学、大学院、短大、高等専門学校、専門学校などから272件の応募作品がありました。書類審査とプレゼンテーションによる選考で21作品が選ばれ、4人の作品は佳作を授賞、授賞式は1月20日にANAクラウンプラザホテル大阪で行われました。=写真右=
学生たちは「授賞の内定の連絡を受けたときはびっくりしました。自分たちの考えたこと、やってきたことが認められて嬉しかったです」「初めてコンテストに応募しました。時間をかけてまとめる作業はたいへんなことも多かったのですが、いい経験になりました」「アイデアや意見は自分から伝えないと何事も進まないことや、意見をまとめる大変さを学びました」「表彰式で大賞受賞者のプレゼンテーションを聞き、面白そうと引き込まれました。アイデアとその伝え方を見て、今後の参考にしようと思いました」「いい経験になるので、後輩たちにもぜひ取りくんでほしいです」と話していました。
キャンパスベンチャーグランプリのサイトはこちら、受賞作品の一覧はこちらをクリックしてご覧ください。