生活環境学科の学生が、山形県の月山志津温泉街で雪旅籠づくりに挑戦しました。
2010/03/18
生活環境学科の学生4人が、2月26日~28日に山形県西川町の月山志津温泉街で開催された雪祭り「雪旅籠(はたご)の灯り」(主催:月山志津温泉 雪旅籠の灯り実行委員会)=写真左=で、雪旅籠づくりに挑戦しました=写真右=。
「雪旅籠の灯り」は、月山志津温泉が宿場町であったことから、冬場に高さ6mにもなる豪雪を利用して雪の旅籠を作って、昔の町並みを再現しようと4年前に企画され、今年で5回目を迎えました。「雪旅籠の灯り」は他の雪祭りと違って、雪を積み上げて作るのではなく、自然に積もった雪を掘って建物を造ります。
生活環境学科3年生の三垣恭子さん、森井亜美さん、平野杏奈さん、綿貫浩子さんの4人は、イベント2日前の24日から雪旅籠づくりを開始。4人のゼミ指導教員・西田徹准教授も同行しました。まず建物の入口と出口の位置を決め、スコップやチェーンソーを使って雪を削っていきました。次に窓や壁の制作にとりかかり、温泉街の名前にちなんで窓には月を、また山形県の特産物にちなんで壁にはさくらんぼをイメージしたデザインを施し、約2日半かけて仕上げました。
制作した学生は「とても寒くて、力仕事が多くて大変でしたが、完成した時の達成感は忘れられません。たくさんのお客さんが私たちの作品を見に来てくださってうれしかったです」と感想を話しました。