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英語文化学科の学生ボランティアグループの3人が、21世紀東アジア青少年大交流計画の一環としてブルネイに派遣され、現地学生と交流しました。

2010/04/12

 英語文化学科の学生有志のボランティアグループ「MEC(Mukogawa English Community)」に所属する西綾子さん、西本沙織さん、川上沙織さん(いずれも文学部英語文化学科4年)=写真右の右から順=が3月16日から25日まで10日間、21世紀東アジア青少年大交流計画の一環で、日本代表としてブルネイに派遣され、現地の大学生らと交流しました=写真左=。参加した学生たちの感想は、JICE(日本国際交流センター)ホームページにも詳しく掲載されています。


 この学生派遣事業は2007年に日本政府の「21世紀東アジア青少年大交流計画」の一環として行われ、今回は日本からASEAN5カ国(ブルネイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール)に60人が派遣されました。西さんらは「自分たちが知らない国を訪れたい」という思いから、ブルネイを第一希望にして応募。約50倍の難関となった選考を突破して見事、派遣学生に選ばれました。

 現地では、主にブルネイ唯一の大学である「国立ブルネイ・ダルサーラム大学」日本語クラスの学生と交流しました。お互いの国や大学ついて発表しあったり、環境問題や二国間の関係、両国の文化についてディスカッションしたりし、両国の理解を深めました。環境をテーマにしたディスカッションでは、両国の環境問題に関する意識の温度差が明からになるなど、さまざまな発見があったそうです。帰国後は外務省の担当者と会い、成果を報告しました。

 MECメンバーとしてJICE(日本国際交流センター)のボランティア続けている西さんらは4月22日、同じく21世紀東アジア青少年大交流計画の一環で日本を訪れるフィリピンの大学生23人と本学で交流する予定です。西さんら3人は「これらの貴重な体験をきっかけとし、東南アジア諸国とのつながりを保っていきたいです」と話しています。

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