将来社会に貢献し得る優秀な女子学生として、食物栄養学専攻修士課程2年の越智沙織さんが、国際ソロプチミストの奨学金受給者に選ばれました。
2010/06/05
生活環境学研究科食物栄養学専攻修士課程食物栄養学コース2年の越智沙織さん=写真の左側=がこのほど、国際ソロプチミストアメリカ日本中央リジョンから「2010年度女子大学院生・女子大学生奨学金受給者」に選ばれました。
国際ソロプチミストは、実業界で活躍する女性、専門職に従事する女性の国際的なボランティア奉仕団体です。「女子大学院生・女子大学生奨学金制度」は、将来社会に貢献し得る優秀な女子学生を支援するために設立され、学業、人物とも優秀と認められた女子大学院生、または女子大学生が奨学金受給者に選ばれます。
越智さんは「習慣的運動の負荷と抗酸化物資の投与が骨代謝に及ぼす影響について」をテーマに、抗酸化物質をサプリメント等で摂取することが、運動による生体の酸化、骨代謝にどのような効果があるのかを研究しています。研究結果とともに、今後の研究に対する抱負や越智さんの将来の夢が評価され、受給者に選ばれました。
越智さんは「受給者に選ばれたときは本当に驚きました。今後も研究を続け、将来は企業で管理栄養士としての知識を生かしながら、骨代謝に効果があるサプリメントを開発したいです。閉経後の骨密度の減少に悩む女性の手助けができればと思います」と話しました。