「第15回夏期短期留学生受入プログラム」の修了式が行われ、留学生13人が修了証書を手にしました。
2010/07/03
第15回夏期短期留学生受入プログラム「Study in Japan 2010ーJapanese Culture Studies at Mukogawa Women's Universityー」の修了式が7月3日、日下記念マルチメディア館メディアホールで行われ、留学生13人に修了証書が授与されました=写真右=。
式の始めに、糸魚川直祐・学長が「人間にとって、友情はなくてはならないものです。皆さんが日本で築いた日本の友達との良い関係を、それぞれの国に帰っても引き続き保ってください」とあいさつ。続いて、日本語の授業を担当した池田史津子講師は「日本で買ったたくさんの物はスーツケースの中に、日本でできた思い出は心の中に、日本で学んだ日本語は頭の中に、それぞれお土産として入れて、大切に国に持って帰ってください。そして、時々それらの中から出しては思い出してください」と話しました。
留学生たちは糸魚川学長から修了証書を受け取った後、3つのグループに分かれて学習の成果を発表しました。最初のグループは、「初めての日本」と題して、京都で舞妓さんに会ったこと、大阪城を見に行ったこと、たこ焼きや懐石料理を食べたことなど、日本での思い出についてスライドショーを交えながら紹介しました。次のグループは、覚えた「ええねん」などの関西弁を用いながら「まんじゅうがこわい」という寸劇を披露し、最後のグループは、3週間前に関西国際空港に降り立った日から日本で経験した出来事を、ドラマ仕立てで紹介しました=写真中=。
続いて行われたエンターテインメントでは、留学生らは、ビートルズの「with a little help from my friends」を歌い、会場に集まったホストファミリー、友人、教職員ら約50人から温かい手拍子が送られました=写真左=。
最後に留学生活の写真のスライドショーが上映され、留学生らはたくさんの思い出に浸りながらホストファミリーらとお別れをしました。