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福祉現場や民間企業で活躍している社会福祉コースの卒業生と在学生の交流会が開かれ、先輩が貴重な福祉現場の声を後輩に伝えました。

2010/07/20

 心理・社会福祉学科で学んだ卒業生と在学生が交流し、在学生同士も学年を越えて親交を深める交流会が7月17日、文学1号館と公江記念講堂地下の食堂「アゼ リア」で開かれました。この交流会は4回目で、高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉、教職関係、一般企業などで働く卒業生35人と社会福祉を学ぶ1~4年生97人が参加しました。

 一部は、卒業生の代表者8人が学生時代の実習・就職活動・国家試験の体験談や現在の職場での仕事について報告する「現場実践報告会」でした=写真左=。高齢者の方が抱えている介護や生活上の悩みについて説明。その悩みに対して、どのような支援が必要であるかを判断する知識や福祉サービス関係機関とのネットワークの大切さなど、貴重な現場の声を在学生に伝えました。

 二部は在学生と卒業生の交流会、卒業生のホームカミングデーと在学生間の交流会が行われました=写真右=。在学生と卒業生の交流会では7つのテーブルに分野別に卒業生と在学生が分かれ、学生たちは先輩に国家試験に向けての勉強法や、受験勉強を本格的に開始する時期などを質問し、交流を深めました。

 交流会を終えて、在学生と卒業生らは「福祉職で経験を積まれている先輩の話を聞き、いつか私も現場で働きたいと思いました」「みんな、それぞれの職場で輝いていて、刺激をもらいました」「これからの実習への意気込みやモチベーションが上がりました」などと 話していました。

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