カヌー部OGの竹村碧さんが一員の日本チームが、ラフティング世界大会で見事に優勝! 竹村さんから本学へメッセージが届きました。
2010/07/23
オランダで7月12日から17日にかけて開かれた「2010年ラフティング世界大会」で、カヌー部OGの竹村碧さん(2004年健康・スポーツ科学科卒)=写真右=が一員の女子日本チームが見事に総合優勝しました=写真中、竹村さんは日本チーム右から2人目=。
※写真は「2010年ラフティング世界大会」公式HPなどから
ラフティングはゴムボートで激流を下るスポーツ=写真左、2009年大会で撮影=。スピードや操船技術など4種目で競い、総合得点で順位が決まります。今大会には、約30か国が参加、4人乗り競技で、竹村さんは全試合に出場しました。
日本チームは三つ目の種目のスラロームを終わって、1位のスロバキアと146点差の5位。最後のダウンリバーで1位となり、劇的な逆転優勝を飾りました。2位スロバキアとはわずか2点差という接戦でした。
竹村さんから本学へメールが届きました。
竹村碧さんのコメント―― 挑戦は始まったばかりです
「本当に沢山の人に支えられ、この栄冠を勝ち取ることができたと感謝の気持ちです。今は、この結果を喜んで下さるすべての方々と素直に喜びたいと思っています。
今回の大会は、レースラフティング4人制では初開催の世界大会でした。去年の10月から新チームになり、ここまでできるとは思っていなかったのが正直なところです。しかし練習は妥協せず、人一倍してきました。4人の一体感、粘り強さ、絶対勝ちたいという強い思いは、どのチームにも負けてなかったと思います。
日本代表男女チームとも世界大会優勝を成し遂げましたが、まだまだレースラフティングは認知度が低い競技です。レースラフティングを普及すること、そして世界で戦い続けるチームであること。まだ自分たちの挑戦は始まったばかりだと思っています」
竹村さんから後輩へのメッセージ――必死に、仲間を大切に、頑張って!
「間違いなく私の原点は武庫川女子大学カヌー部です。大学の4年間、すべてを注ぎました。夢中になれることを必死に、同じ時を過ごせる仲間を大切に、頑張って下さい。先輩方や後輩たちの頑張りが私の力にもなっています。ありがとうございます」